募集要項
臨床研修プログラム
研修プログラムの特色
- 病床数281余りのコンパクトな地域密着型の病院として地域全体から信頼を得ているため平成9年に全国でも有数な優良病院として表彰された。現在も羽島地区で唯一の公的病院として豊富な臨床症例を初期段階から経験でき,これを活用する研修プログラムとなっている。
- 1、2次救急を10年以上前から昼夜を問わず対応する方針のため、救急に関する研修目標を早期にかつ充実した内容で修得可能。
- 高度に修練した指導医のもと、熟練した中堅医師から直接指導を受けられる体制を基本軸に、基礎的な研修項目を臨床経験豊富な診療スタッフとの診療連携を通して修得できる。
- 当施設で定例開催される、教育研修講演、セミナー、CPC、種々説明会などに参加受講できるばかりか、基礎的な研究発表を通して手技修得に偏らない研修に配慮。
- 2年目には厚生労働省奨励の基本研修コースに加えて、可能な限り研修者の希望に応じられるよう診療科を選択できる弾力的な研修期間。
C)コース:1年目 内科6ヵ月、救急部門3ヵ月、選択必修科3ヵ月
2年目 地域医療1ヵ月、選択必修科・選択科11ヶ月
【必修科】
救急医療、地域医療
内科ブロック(内分泌・糖尿病内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科)
【選択必修科】
外科・消化器外科
麻酔科(岐阜大学医学部附属病院)
精神科(岐阜大学医学部附属病院、岐阜病院)
産婦人科、小児科(岐阜大学医学部附属病院、高山赤十字病院)
【選択科】
脳神経外科、整形外科、眼科、泌尿器科、耳鼻いんこう科
免疫・内分泌内科、耳鼻咽喉科、放射線科、形成外科、検査部、高次救命治療センター、呼吸器内科、腎臓内科、眼科、整形外科、泌尿器科(岐阜大学医学部附属病院)
皮膚科(高山赤十字病院)
地域医療(美濃病院、高山市、地域開業医等で実施)
※選択必修科・選択科は上記より選択
臨床研修の目標の概要
- 日常的な疾患、外傷に対応できる基本的な診療能力を習得する。
- 適正な診断を行うために日常的な各疾患の重用性と特殊性について理解、修得する。
- 基礎的な疾患の正確な診断と安全な治療を行うための基本手技を取得する。
- 基礎的な疾患に対して理解を深め、必要事項を医療記録に正確に記載できる能力を習得する。
臨床研修医 募集案内
2022年度 臨床研修医の皆様へ

羽島市民病院 院長 | 山田 卓也 |
羽島市民病院では、2022年度に4名の新規研修医を募集致します。
当院の特徴や、施設・運営・研修受け入れ態勢等の概要を述べます。
- 当院は新幹線・岐阜羽島駅、名神高速道路・岐阜羽島インターに近く交通が極めて便利です。
- 急性期医療を担当する公立(市立)の地域中核病院(281床)であり平成26年7月より地域包括ケア病棟を開設しました。
- 病棟・手術センターは新築・改築されて、免震・耐震構造です。
- DPC、電子カルテ・フィルムレス運用を行っています。
- CT(64列128スライス)、循環器血管撮影装置他多くの高度医療機器を導入しています。
- 採用研修医数は、研修成果をあげるため4名と少数です。
- 研修医の身分は市の正規職員(公務員)です。
- 初期研修終了後には、後期研修プログラム(3年)があります。その後も市の職員として勤務することも可能です。
- これまで、複数の大学の出身者が研修しています。
- 研修は、研修医の自主性を尊重します。
- 学会・研修会への参加を積極的に行っています(公費にて)。
- 研修医独自の研修室、仮眠室を設置しています。
- 救急医療センターでは、年間約2,000台の救急車を受け入れています。
- 岐阜大学の救急救命センターより医師を派遣して頂いており、救急患者への対応の研修が受けられます。
- 岐阜大学医学部、岐阜県立看護大学他多くの学校の実習施設となっています。
- 民間アパートを借り上げており、入居可能です。
- 各種学会の専門医制度の研修施設に認定されています。
初期研修は当院で先輩たちと共に研修を
羽島市民病院 プログラム責任者 | 下條 隆 |
当院は、羽島市(人口約7万人)及び周辺地域の中核病院で、二次救急を担っています。年間約2000台の救急車を受け入れており、救急の現場を十二分に経験することができます。
一方、超高齢化社会の今、急性期医療だけでなく、慢性期の医療や在宅・施設入所への橋渡しも重要な仕事です。当院は地域包括ケア病棟を備える病院で、こうした医療も学ぶことができます。
当院には現在、地元岐阜大学だけでなく、様々な大学出身者で構成された7名の研修医が研修生活を送っております。少人数の利点を生かし、研修プログラムは柔軟に対応可能です。中規模病院である当院では、各診療科の垣根は低く、またメディカルスタッフの協力も厚く、研修医一人一人に寄り添った研修を病院全体で心掛けています。ある程度の時間的な余裕もあるため、疑問点を一つずつ解決しながら、忙しすぎる日々に流されることのない充実した研修生活を過ごせることと思います。
名神高速道路羽島インターチェンジや新幹線岐阜羽島駅からも至近です。急性期から高齢者医療まで幅広い研修をお考えの方は、是非一度見学にいらしてください。ご連絡をお待ちしております。
羽島市民病院基幹型臨床研修プログラム
様式10 臨床研修病院年次報告書.pdf
様式10別紙1 研修管理委員会名簿と回数.pdf
様式10別紙2 診療科毎の患者数・研修医数.pdf
様式10別紙3 研修プログラム概要.pdf
様式10別紙4 指導医名簿.pdf
先輩研修医の声
私達と一緒に研修し、心の通う医療をしませんか?
2年目研修医 | 瀬戸川 雅裕 |
さて、私が研修病院を決める際に重視したポイントの一つに、研修プログラムの柔軟性が挙げられます。救急外来や興味のある診療科の研修を早期に済ませることで、その後の日当直業務にスムーズに移行できたり、後のプランが立てやすくなったりしたことは大きなメリットでした。
また、多少の制限はありますが、多くの診療科を岐阜大学医学部附属病院にて研修することが可能で、これは私にとっては大変魅力的な制度でした。というのも、将来的に大学病院の医局への入局を視野に入れているためで、この制度をフルに活用し、2年間で6つの診療科を大学病院にて研修します。将来、岐阜で働こうと考えている方には魅力的な制度だと思います。
それだけではなく、まだまだ伝えきれない当院の魅力もあります。興味のある方はぜひ一度、見学や合同説明会に足を運んでみてください。皆さんとお会い出来ることを楽しみにしております。
2年目研修医 | 長島 健太 |
当院は中規模の病院であり、標榜科の数や症例数等どうしても大病院に敵わない面があるのは事実ですが、当院と連携している岐阜大学病院を初めとする外病院での研修を選択することがほとんどの科で可能であり、当院の弱みを補うことができます。当院ではcommon diseaseを中心に経験を積みつつ興味のある分野は大学病院でより専門的な研修を行うなど、メリハリの効いた研修スケジュールをフレキシブルに組むことができます。
羽島市はのどかな街で、飲食店も豊富で大変住みやすいです。新幹線駅、高速道路のICがあり、各方面へのアクセスが容易です。都会の空気を吸いたければ気軽に名古屋に出ることもできます。
待遇面も申し分なく、当院を選んだ自分の眼に誤りはなかったと常々実感しています。
是非一度当院にお越し下さい。研修医一同、心よりお待ちしております。
2年目研修医 | 山田 寛之 |
羽島市民病院の研修プログラムの長所は、自由度が非常に高く、自分の好きなようにローテーションを組むことができることです。診療科の減少のため、羽島市民病院で研修できない科に関しては、岐阜大学病院など当院と連携している病院の診療科で研修を行うことができます。また、当院は研修医の人数が少なく、一つの症例を複数で診るということがないため、上級医からの指導が受けやすく、多くの手技を経験することができます。
病院の雰囲気や研修内容は実際に見学しないと分からないことも多いと思います。ぜひ一度当院に見学に来てください。研修医一同お待ちしています。
1年目研修医 | 福井 崚平 |
というのも、羽島市民病院では指導医をはじめとしたスタッフの方達の仲がとても良く、伸び伸びと研修を送ることができるからです。
また、研修プログラムでは自由にローテーションを組むことができます。なので、まだ志望科が決まっていない方は多くの科を回ることができますし、既に決まっている方はその診療科を集中して回ることができます。
充実した研修環境が羽島市民病院には用意されているので、一度病院見学にお越しください。研修医一同お待ちしております。
1年目研修医 | 髙須 志有人 |
当院はcommon diseaseを中心に経験を積み興味のある分野は大学病院で研修を行うなどメリハリのある研修スケジュールを組むことができます。
羽島市は水と緑に恵まれたのどかな環境で、飲食店も豊富で大変住みやすいです。
新幹線の駅、高速道路のICがあり、各方面へのアクセスも容易です。
実際に病院の雰囲気などを味わうためにぜひ一度病院見学に来てください。研修医一同お待ちしております。
1年目研修医 | 名和 祐輔 |
羽島市民病院プログラムは自由度が高く自分の希望に沿ったプログラムを組むことができます。当院にない診療科やより珍しい疾患について学びたい場合は、大学病院で学ぶこともでき、市中病院のcommonな疾患を学びつつ、より高度な医療についても見識を深めることができます。
実際に病院の雰囲気など味わうためにもぜひ一度病院見学に来てください。研修医一同お待ちしております。
1年目研修医 | 稲田 亮 |
羽島市民病院は羽島市・周辺地域の中核病院であり、多くの症例に触れる機会があります。一部の診療科は当院で研修することはできませんが、岐阜大学病院をはじめとした外部の病院との連携により、それを補っています。研修医の数が4人と少数であるのも魅力の1つで、症例やローテーションの取り合いになることもなく、指導医の先生方から手厚い指導を受けることができます。生活面においてもアパートの借り上げや家賃補助があり、当院での研修がスムーズに始められるよう充分なサポートが受けられます。
羽島市は自然が多くのどかで、大変生活しやすい環境です。新幹線岐阜羽島駅や高速道路のインターチェンジも近く、名古屋や大阪といった都市圏にもアクセスがしやすい立地です。ここまで当院の魅力を書き連ねてきましたが、実際に見学していただくことで得られる情報が何よりも重要かと思います。少しでも興味を持った方は、お気軽に見学にいらしてください。研修医一同、お待ちしております。