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臨床検査科 検査のご紹介
微生物検査について
微生物検査とは、肺炎や下痢など感染症を起している患者様より提出された検査材料(喀痰、尿、糞便、血液など)から原因となっている微生物(細菌、真菌、ウイルス)を見つけ出す検査です。原因となる微生物を特定し、どのような治療薬が有効であるのかを検査しています。
早期に原因となる微生物を見つけ出し、適切な治療を開始することが大切です。
患者様より検査材料が提出されてから、結果が判明するまでに通常3~4日ほど時間を要する検査です。
1.顕微鏡検査
スライドグラスに患者様より提出された検査材料(喀痰、尿、糞便、血液など)を塗り、染色を行い、細菌の有無、色、形、菌量、白血球による貪食像などを顕微鏡で観察します。
2.培養
目的とする菌や検査材料にあった培地に検査材料を塗り、培養します。培養すると菌は増殖し集落を形成します。集落の形態は菌の種類によって特徴的であることが多いため、どのような菌であるかを調べるための重要な手がかりとなります。
3.同定
培地に発育してきた菌がどのような菌であるのか、菌名を決定します。
4.薬剤感受性検査
感染症の原因となる細菌に対して、どのような抗菌薬が有効であるかを検査します。
迅速検査について
インフルエンザウイルス、新型コロナウイルス、アデノウイルス、ノロウイルス、ロタウイルス、RSウイルス、A群溶血レンサ球菌、便中クロストリジオイデスディフィシル抗原毒素検査などがあり、患者様より提出された検査材料から直接抗原を検査します。
10分~20分の短時間で結果が判明するため、感染症の早期診断が可能です。
遺伝子検査について
LAMP法による結核菌の遺伝子検査や、新型コロナウイルスのPCR検査を実施しています。
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